「カラダの痛み」
あごの痛み・顎関節症候群
20~30歳代の女性に多く、あごの関節(耳の穴の前あたり)付近の痛みや違和感があり口が開けづらくなります。
歯のかみ合わせや首の骨(頚椎)のゆがみも関係するようです。
急激に発症した場合、物をかむための筋肉が、自分の意思とは関係なく収縮するスパズムとよばれる現象(ふくらはぎがつる、こむら返りと同様なもの)によりおきていると考えられ、精神的なストレスが原因になることが多い。
放置すると、痛みは次第に広がり、頭や顔、耳の奥の痛み、肩こりや頭痛などをあわせて引き起こすことがあるので注意が必要です。
また、激しくあごをぶつけた後から痛みが出だした場合などには関節内部の損傷も考えられるので、思い当たるきっかけがあるなら、医療機関を受診するのがおすすめです。
当院の対処方法は
- 固くなり、動きの失われた場所の解除
- あごと連動する部分への施術
- 顎関節への負担軽減方法やストレスのマネージメント方法のご提案
などがあります。
膝の痛み
一般的に、膝関節内部の軟骨がすり減って痛みがでると認識されることが多いようですが、本当でしょうか?
軟骨の再生をうながすといわれるサプリメントなどを飲んでいる方は、効果はいかがですか?
当院では、関節軟骨のせいで痛みのすべてがおきるとは考えていません。
レントゲン写真上では関節の隙間が狭く、これが痛みの原因だといわれた方が
- 筋肉への施術
- 歩き方や生活習慣の改善
- 動きを取り戻すためのモビリゼーション
などで楽になることが多く見受けられます。
自律神経失調症?
乱暴ではありますが、自律神経のはたらきを非常に大雑把にいうと
「からだ全体を、ひとりでに上手いことやってくれる」となるでしょうか。
これに失調症がつくわけですから「ひとりでに上手いことやってくれるはずのものが、どうも上手くやってくれない状態」ということになります。
こんないいかげんな説明をするのも、
症状として
「倦怠感、だるい、すぐ疲れる、不眠、起きるのがつらい、ほてり、頭痛、頭が重い、首のこり、目が乾く、悲しくもないのに涙が出る、耳鳴り、耳が聞こえづらい、のどや口の渇き、のどがつかえる、肩こり、手やうでのしびれ・冷え、息がしづらい、動悸が激しくなる、食欲不振、吐き気、胃の不快感、おなかの張り、便秘、下痢、生理不順、頻尿、尿が出づらい、インポテンツ、背中や腰の不快感、腰痛、足や脚の冷え・しびれ・痛み、筋肉や関節の違和感、精神的な不安、感情の不安定、集中力の低下、イライラ、やる気が出ないなどの精神症状 などなど」
といった、いわゆる不定愁訴であり、明らかな原因が見つからない時に使われる概念だからです。
「なんか調子でないけど、特別悪いところは見当たらないよ」と言った具合の大まかな物言い、なわけですね。
ちなみに正式な病名ではないそうです。
残念なことに、「自律神経失調症」という名前にとらわれて、悲観する方をお見受けします。そういった方は、物や情報や既成概念や嫁姑関係、友人関係、家族関係、夫婦関係といった他との関係性、身の回りのことを見すぎたり気にしたりしすぎる、などあらゆることに「とらわれている」傾向が強いように感じます。
当院では
- しっかりリラックスして余計なことを一時的にでも忘れる施術
- 自分の中心や軸を意識していただく方法(症状ではなく自分のからだを意識)
- 運動方法や生活習慣のアドバイス
などで対応しています。